【スコアブック】秋季大会 VS 高崎中央ポニーGIANTS

2025年9月7日(日)、高崎中央ポニーグラウンドにて、秋季大会予選リーグが行なわれ、高崎中央ポニーGIANTSさんと対戦しました。グラウンド提供いただきました高崎中央ポニーの関係者の皆様、大会運営関係者の皆様、誠にありがとうございました。

秋季大会予選リーグ2回戦は、今年の7月に行われた全日本選手権大会チャンピオンの超強豪、高崎中央ポニーGIANTSさんです。

9月に入ってもまだ灼熱のグラウンドで、新チームとしての公式戦2戦目初勝利を目指します。

先発の吾郷君は初回、三振と内野ゴロ2つで落ち着いたピッチングを見せます。

すると初回その裏の攻撃で、先頭バッター井上君のヒット、鈴木君がボールを見極め四球、吾郷君がきっちり犠打で送ったところで、2死2,3塁の場面で5番宮森君。やや緊張の面持ちから、見事レフトへの先制タイムリーツーベース!!2点を先制します。

2回、3回も吾郷君は三者凡退で切り抜け、0-2のまま予断を許さない展開が続き、4回の表、先頭のイレギュラーバウンドからのヒットなどで1死満塁のピンチを迎えます。ここで、内野ゴロとヒットで2点取られますが後続を打ち取り、同点で凌ぎます。

3回藤堂君のヒット、4回には原島君のセーフティバントからの執念のヘッドスライディングで塁をもぎ取りますが、後続は続かず同点のまま試合は終盤へ。

5回から登板した鈴木君も落ち着いたピッチングで相手強力打線を0点に抑えます。7回表には2死満塁のピンチを招きますが、代わった井上くんが見事三振を取り、クールにピンチを脱出します。

試合は2-2のまま延長戦へ、延長8回裏には藤堂君の四球、小倉君のヒットで2死1,3塁の大チャンス!7番原島君の振りぬいた打球はレフトの後方へ、誰もがサヨナラかと思いましたが、相手左翼手のファインプレーにより妨げられます。さすがチャンピオンチーム、簡単には勝たせて貰えません。

試合はいよいよ9回、初の延長タイブレイクに入ります。

タイブレイクは無死満塁から始まります。まずは相手の表の攻撃、セカンド横のゴロを1年村野君が執念のキャッチ、1死取ります。口から心臓が飛び出るほどの場面で最高のプレイです。その後、内野ゴロの間にもう1点を取られ、相手の得点は2点。

4-2のまま9回の裏の攻撃、相手投手の巧妙なピッチングで2死となります。打順は1番井上君に回り、落ち着いて四球をもぎ取り1点差とします。

ここで打席は2番鈴木君、ワンボールツーストライクと追い込まれた状況。ベンチからは「負けるな!気持ちー!!気持ちー!!!」と大声援が飛びます。

誰もが固唾を飲む3球目・・・インコースの球を振りぬいた打球はレフト横への大きな当たり、「頼む、抜けてくれ、フェアーグラウンドに落ちてくれ」と皆が祈ります。一瞬の沈黙の後、打球はレフトフェアーグラウンドへ、そして大歓声!土壇場の状況から鈴木君、見事な集中力そして執念でした。

サヨナラ2点タイムリー!

4-5× 〇

初のサヨナラ勝ちで新チーム初勝利!

予選リーグ2戦目で全員で勝ち抜いた勝利は、チームにとって大きな経験となり力となったでしょう。

さあ秋季大会は始まったばかり、予選突破を目指して次週も勝利を目指します。