第43回 全日本選手権大会

7月22日

小平ポニーズは第43回全日本選手権ポニー大会に出場しました。

 

3年生にとっては最後の公式戦となります。

 

お相手は千葉の強豪、市原ポニーさん

今の3年生の代で行われた関東1年生大会の覇者です。

 

この日の先発マウンドは3年生のエース眞野。

初回は硬さが取れず、制球が安定しませんでしたが、何とか無失点に抑えます。

 

しかし、2回に連続でセンター前ヒット、さらに見送ればファールになっていた1塁線のゴロを

焦りからか、捕球してしまいフィルダースチョイスとなり、

そこから怒涛の連打を浴び6失点。

 

序盤で痛すぎる失点をしてしまいました。

 

チームも流れを呼び込もと、5回に先頭の山岸が三遊間を抜けるヒットを放ち、

相手のエラーもあり2,3塁のチャンスで3番吉岡が詰まりながらもセンター前ヒット!

2点を返します。

 

しかし、反撃も遅く2-8で敗戦となってしまいました。

 

後半の展開では互角以上に戦えていた分、序盤のビックイニングが非常に悔やまれます。

しかし、その一瞬の集中力、勝負を分ける一瞬にどれだけ集中していられるか、

 

一投に、一打に、一球に自分のベストが出せるか。

本当に野球の難しさを感じた試合となりました。

 

今年の3年生は、近年では一番身体が小さく入団してきた代でした。

内野の平均身長は150㎝以下。

小学生が内野を守っているのでは?と勘違いするほど小さかった選手達、

 

新チーム発足から過去最低のチーム打率だった貧打線、

ヒット数は多くて5本、そのほとんどが単打と、とにかく打てなかった打線。

 

まずはバットをしっかり振れるようにと

練習の度に弁当の中身をチェックされ、

毎週体重計に乗せられ、

技術練習が終わると毎回トレーニング、

冬時期には早朝からトレーニング、

とにかく身体作りに試行錯誤した代でした。

 

その結果、5月くらいから徐々にバットが振れるようになり、

チーム打率が上昇、全日本最終予選の決勝では残り2イニングで4点差を逆転できるくらいの

打力をつけることができました。

 

新チームになったばかりの時は1年生のスタメンが9人中5人入る時もあり、

先輩としての立場もない状態でしたが、

全日本選手権ではスタメン9人中、7人が3年生と最終学年の意地を見せてくれました。

 

最後の大会では結果は出ませんでしたが、

小平ポニーズで頑張った過程は紛れもない事実です。

 

そして、今年の3年生はまだまだ発展途上です。

本当に選手として伸びてくるのはこれからなので、

小平ポニーズでできなかったことは、次のステージで頑張ってほしいと思います。

 

2年4ヶ月という期間、終わってみればあっという間だったと思いますが、

そのほとんどがきつく苦しい思い出なのではないでしょうか?

 

しかし、その期間を共に過ごした仲間はこの先の人生において

かけがえのないものになるはずです。

 

この先も野球を続けるであろう選手達、

本日で中学野球、小平ポニーズでの野球は引退となってしまいますが、

小平ポニーズで得たことは無駄にならないので、

これからも頑張ってほしいと思います。

 

第41期、3年生お疲れ様でした!